大きな風景

 
 
何度も描いたはずなのに全然描き慣れてなく 時間がかかった花
時間がかかるのはくるしいが
時間がかかることはいいことな気がするし、安心もする。
 
大きな風景をかけたらいいのに と、思う日がある。
たしか昔はもっとそうだった。
自分の記憶はもろく すぐに消えかかるので
不安で描き留めた。 
けれど足りなかった。

それはおそらく 無い物ねだりで
目がわるくて 遠くはよく見えないし
どんどん忘れて 忘れたことはちゃんと忘れてるし
嘆きたくなる。
 
しかしわたしの地味で小さな確認作業だって
拡大してみれば 大きな風景で
しらないあいだに記憶も不安も掬われていて
多分、だから平然と生きていられていて
とにかく大丈夫なのだと
しっかりせねばと言い聞かせる。

遠くの家


青梅街道沿いを自転車で ずっとまっすぐ進んでいくと
木々がわさわさ揺れている
立ち止まって写真でも撮ればよかった あの緑
空は白 ところどころ灰色
ついさっきはたいた煤埃のような雲
オシロイバナの匂いがする小学校の横を
通り過ぎて家に帰った

断片 (2025-5-12)

 






 


(2025-5-12)
大切な場所

青くて 静かな

 
(2025-4-14)

(2025-4-21)

(2025-4-28)


 (2025-5-9)
 
(2025-5-9)
 
街はGWでした。
わたしは仕事も休みも関係ないみたいな暮らしをしていますが、世間にあやかってわたしもGWということで、いつもの花の絵をおやすみして、窓辺の絵とか描いてました。
初夏には 窓辺の絵を描きたくなります。
漫画描いたりもしました。
ほどよい息抜き になったような気がします。
 
今日久々に花買いに行ったら母の日のためのカーネーションばっかりで 
ついつい買ってしまった。次の絵はカーネーションになるかな。
母には麦茶とチャイとクッキーを贈りました。
 
それはそうと、今年の五月は涼しいですね。

つぼみの中にスターマン✩

 


ひとつ咲いて いちにち経ったらもうひとつ
咲いたら星だった!
思わず激写

 
パァー!!

バキバキ鉛筆

 



昨日は強風と雨の中ゴミを捌いて、帰ってからカレーを作りました。
今日は晴れ、葉っぱがそよいでる。
嬉しい、お散歩。見上げたら蝶が横切った。
花屋さんではおまけで赤いガーベラくれた。
 
栄養がつまったおいしいごはんを作って食べ、日中は太陽の光を浴びる。
多分これだけで、心の平穏はだいたい保たれる。
この単純な突破口を忘れんようにしたい。
ベランダで育て(放置 )ている多肉植物がまたひとつ花を咲かせた。
自分の身体もたぶんそんな感じなんでないかと思う。
 
今日はこれから、鉛筆をバキバキに折りつつ描いている漫画の続きをします。
みなさま、楽しいGWを。

白い花

 
 
渡しそびれた絵

木が揺れる音

 

 
チャイを煮出したら 台所が甘いにおいで包まれた
植え替えたばらの末っ子が風に撃たれて弱った

馬を放す

 
 
今朝、猫の「にゃー」って声で目覚めた。
それで 安心して二度寝した。
 
実際の感情は単なる「寂しい」ではなく、複雑な「寂しい」だった。
寂しい といえばそうなのだけど、その言葉の内側に、いろんな気持ちが包まれている。
泣かない毎日でも いつだって 会えるなら会いたいなと思う。
これは多分変わらないんじゃないかな。
だから今日の朝はうれしかった。 

 .
 
一昨日 銀座で絵を見た。
ひとつの絵だけ たくさんの時間をかけて見た。
できるだけおぼえていたかった。
えぐられてるような掴まれているような 痛くなる絵だった。
こういう気持ちになるのをやめたくて、思い出さないようにしてることとか、描かないようにしてることとか、喋らないようにしてることとかがあったんだ、ってことを 思い出した。
これらの気持ちがどこに収束されていくものなのか わからない。
 
すごくじっくり見ていたら作家さんが近くにいて わたしのことをめちゃくちゃ見てた。
びっくりしすぎて万引き犯みたいな受け答えしてしまった気がする。
というか万引き犯みたいな挙動だったから見ていたのかもしれない? 
 
見ていた絵のタイトルはたしか「馬を放す」
 
.


 
お昼ごはんに昨日の晩の残り物を小皿によそったら豪華に!
新じゃがととり肉のレモンバター炒め、新たまねぎのサラダ、春キャベツのナムル、豚汁。春の味。
 
おやつに「むぎ香茶」 今日届いたばっかりの楽しみにしてた麦茶。煮出してるときの香りがキャラメルみたいに甘く、でも飲んだらたしかに麦茶、とんでもなくまろやか おいしかった。
 
.

すべての出来事や 大きな感情のあいまあいまに生活が挟まって 分かりながら遠のいて、それでやさしくはぐれていく。
わたしは知らないうちにいったいどれだけ手放してきた。

土と水



 
小瓶で育てていたばらにアブラムシが大量発生した。がんばって洗いおとしてはたいて、この機会に苗に植え替えた。
ひょろっ生えていた根っこは春になってからすごい速度で屈強なモジャモジャとなった。わたしはそれを見るたびドン引きしていたのだが、更にそこに無数の虫がついていたので、ドンドンドン引きだった!!
 
愛着があるわけでないけれどずっと枯れないでほしいと思う。どうせなら共に長生きしよう、健康に。
そういえば多肉植物の二種類くらいのひとから知らない間に花が咲いてた。 ひとつは訳の分からない生え方をしていて笑った。なんで急にそんな…って感じの咲き方。
土と水だけでよく咲くな、と感動する。
 
人間のわたしの今日の夜ごはんは無水カレーです。存分に煮込んだ!楽しかった。

芽吹

 


 最近毎日りんごを食べている。
さっきはスーパーのちょっといい青りんご。
その色どおりのさわやかさ。あと濃い。
お酒みたいな感じ。芳醇?
わたしは味覚が子どもっぽいからか、八百屋さんで買った赤いりんごの方が好きだった。
 
りんごは描くためにたくさん買ってきたけど、ちゃんと食べたことってそんなになかった。
りんごは描くより食べる方がいいですね。

ちいさな橙

 
 
葛西臨海公園の海辺で拾った小石
0.5〜1cmくらいの。

断片 (2025-4-16)

 













  (2025-4-16)
葛西臨海公園
お友達とピクニック 海辺のお散歩
さよならは いつもちょっとだけ名残惜しい
それで写真を撮るけれど
やっぱりちがうものだなあ

断片 (2025-4-15)

 








 (2025-4-15)
下北沢、笹塚のあたり