太陽待機

 
絵がうまくいかなくて焦る。良し悪しの判断もできない。だいじょうぶか。今日は一日曇っていて部屋が暗くてそれだけで打ちのめされたような気持ちになる。心が常にワナワナしている。せめてものタンパク質として鶏肉と大量の野菜と豆のカレーを作る。ターメリックライスも炊く。みじん切りしている時間が今日一番楽しかったな。チラッと作業机を見るとさっきと何も変わってない絵があった。怖。朝は余りりんごと余り生地でアップルパイを焼いた。あまりにも部屋が暗くて描けなくて(言い訳か)。50分の焼成時間が本当に一瞬に感じられて怖い怖い。
 
夢。
この年で大学に入学することを決意。奇跡的に受かったもののどの大学に入学するんだか忘れる。勘で向かったら当たっていたのだが、校内に足を踏み入れた瞬間帰りたさMAX泣きそうになる、入学式も出てないけど中退のことを考え始める。

不安と安心の青

 

好きな街の大きな木と夕暮れ空。
小さな分岐がたくさん。途方に暮れるが美しい。あと、これくらいの時間の青はやっぱり好きだ。不安と安心がいいバランス。まんなかの青。

絵は、今日もうまくいかなかった。なんだかパッとしない。手応えはまったくない。春のせい、というわけでもなさそう、単純に未熟。それでも、まあ、描き終わったかな、というところで、コップのほうじ茶をぶちまけた。大惨事なのに心になんのダメージもないことを自覚、残念に思う。それでも反射的に拭いて乾かす。絵も無傷だった。
絵はむずかしい。とてもむずかしい。誰かや、なにかのための絵はとくにむずかしい。自分は絵が下手だ(描きたいものを描きたいときに自由に描けないという点で)。でももう上手になりたいとも思わない。練習なんて必要ないといつからか思い始めたが、それは、近道も遠回りもしたくない、と根っこの方で思っているからかもしれない。
都度ごめんなさいと言う(思う)。情けないし、うざったいだろうが、自分なりの優しさであって、。だからまあしょうがないのだ。
しょうがない。しょうがない。しょうがない。いろんなことがしょうがない。
できることをがんばる。小さすぎることでくじけるのをやめれたらいいな。

個展「花」 / えほんやるすばんばんするかいしゃ

 

 
春の展覧会のおしらせです。
東京・高円寺「えほんやるすばんばんするかいしゃ」さんに花の絵を飾ります。
るすばんさんで花の絵の展示をさせていただくのは2回目。古かったり新しかったりの本とともに、楽しんでいただけたら幸いです。
広島の木工屋さんの素敵な額や、長崎のお菓子屋さんの大好きなジャムなど、旅のおみやげのようなお楽しみも計画中です🧳
春のおでかけに、ぜひお越しください。 
 
 
市村柚芽「花」
 
会期:2026年4月2日(木)-5月25日(月)
休み:火・水
時間:14時-20時
(〒166-0003 東京都杉並区高円寺南3丁目44-18) 
 
DMデザイン:浦川彰太さん
??デザイン:古本実加さん 
展覧会の企画:熊谷麻那さん 

逃亡者

 

私の朝は、蝶のようにはたはたと逃げられる。信じ込むことで存在するもの。暗いなあ、と思っていても朝。朝は朝!…と言い張りつつ、年々苦しくなってきている。
夜になると肩の力がふっとぬけるのも事実。安心して料理とか掃除ができるようになる。追いかけては逃して、安心しての毎日。疲れたよ。
整えねば。


喫茶ですごくおいしいカレーを食べた。びっくりした。サラダもコーヒーも夢のようにおいしくて。
深夜一時すぎ、四合分の根菜の炊き込みをおにぎりにする。救済。まだまだ我に返っては、ならぬ!

途中の人

 
 
ここ最近、悪夢を見なくなった。
数年前までは、毎日のように見て、一日引きずって過ごしていたのに。
関わる人たちが気持ちの良い人ばかりで、それも支えになっていると思う。
人間なんてほとんどはいい人で悪い人を探す方がむずかしい(接してきた社会がぬるま湯なのか、頭がお花畑なのか、とにかくごく一部しか知らない自分が語っていいことではないのかもしれないが)。いい悪いではない部分で他者のことを思い浮かべたとき、そう受け取れるのが一番だ。自分が社会と関わるとき、どういう姿でありたいかと考えるならばそういう方々を思い浮かべる。気持ちの良い人とはどんな人なのか考える。
楽しかったり、楽しいだけではなかったり。ほどよい深度と、ほどよい約束?拘束?後腐れないこととか。 
  
少し前の途中の花。
茎のみどりを黒で塗りつぶさずにとっておいたが、最終的に塗りつぶした。こうしてトリミングして眺めると途中段階のこれはこれで悪くないと感じるが、今でもこれを完成とすることは許せない。花の、生きている感じとか。ポジティブな感じとか。わかりやすすぎるくらいにわかりやすく感じる。そういうことを表現したいために花を描いているわけではないんだと思う(いつからか自分でもよくわからなくなって描いている)。黒に塗りつぶす以外に選択肢がないくらい。未完のままに止まったような絵に憧れるが、自分が描くには完成させないと気が済まなくなる。だからか少しコンプレックスだ。いつかそれも変わるのか。