先日の雲を思い出しながら。
髪をほどくと胸くらいまでの長さになった。去年の春から切っていないので、まあ伸びた。鏡を見るとたまに誰だか分からなくなる。離人感みたいな現象が昔よくあって、そんな感じになることもある。当時は不安で、調べて調べて病院まで行ったことがあった。でも今はなぜか大丈夫だ。自分の体は自分じゃないような気もするし、全部自分なような気もするしで、魂抜けても、なんだかんだ大丈夫だろうと思う。私の想像することなどだいたい外れるからな。目的地の真逆の道を自信満々で歩き出すような人間。だからというわけでもないが、私は体のほうを信頼する。
絵は体で描いている。
想像力も技術もない私には、正直であることくらいにしか、絵を誰かに見せる理由を見出せなかった。そのためには頭は閉じて/体で描くという姿勢が有効で、それに気づいてからずっとそうしてきた。頭で描くと(これが未熟さなのだろうとも思うが)なにを描いても嘘や気遣いや見栄が混じる。体で描くと、思いのほか純粋でびっくりする。まあ、純粋に見えるだけなのだろうし、実際、完全に消えることなんてないのだけど。絵の中にひそんでいた小さな私に数年後に気づいた時はばったり過去の私と出会ったようで、そのばったりがおもしろいからずっと未熟でいいかなあ。
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背景:意図せず、瓶に入った男
『グラップラー刃牙』42巻読破・『バキ』に突入
✩花山薫が出てくるとつい笑顔になる
✩範馬勇次郎の言葉が刺さる
✩ずっと刃牙のこと考えてる
