2025-02-28

虚構の平坦

 
 
 
晩ご飯につくった「とりチリ」がとってもとってもおいしくて、今日はほんとにいい日だったような気がしています!
 
花の絵は、今日描いたので、今年10枚目だ。
以前むずかしかった部分が、むずかしくなく描けるようになっている。描いているあいだの葛藤も、苦労も、達成感も、いつの間にかなくなっていて、平坦。
もっとうまく描きたいという野望もわいてこない。すごく、変化だ。歳を取ったのかもしれない。でも、わたしは、その平坦、いいことだと思う。
 
虚構に生きると暇が生まれる。
小学生のころ、ゲームをやっていい時間が終わったあと、描きたい絵もなくて、蝉が鳴いていて、天井をボォ〜〜っと眺めて、「暇だなあ」と心の底から思った夏休みのある1日があった。そんな日を思い出すほど、最近、暇だと感じる時間がある。ははは。いいこと。

2025-02-27

第10回更新のおしらせ / 市村柚芽エッセイ『RUN』

 

すなば書房さんにて連載中のエッセイ、第10回が公開されました。
ついに二桁に!
よかったらのぞいてみてください🤖

市村柚芽エッセイ「RUN」第10回目:☆(クリック)
すなば書房さん:https://sunababooks.stores.jp/

2025-02-24

坂道

 

善福寺のあたりの坂を自転車でのぼっていたとき、みあげたら夕暮れ空がきれいだった。
あのあたりは、空がきれいなことが多い気がする。
思い込みかなあ。
帰り道には狸を2匹見た。ぽたぽた、ぽたぽた歩いてふたりで帰ってた。

2025-02-20

個展「花」 / 花屋duft


 
 
展覧会のおしらせです。
花の絵を包装紙に使ってもらっている、花屋「duft」さんで、展覧会を開催します。

梅ヶ丘に移転し、服屋「fernweh」さんと合体してから、初めての展覧会です。
背骨さんに額も依頼しています。
わたし自身もどんな空間になるのか…とても楽しみにしています。
色とりどりの花や服とともに見ていただけたら幸いです。



市村柚芽「花」

会期:2025年3月15日(土)-3月25日(火)
時間:13:00-18:00
場所:duft
   (〒154-0022 東京都世田谷区梅丘1-33-9 2F)
*お花のご注文状況によって営業日時に変更が生じる可能性があります。
 当日の営業時間については事前にduftのインスタグラムをご確認ください。
*在廊の予定はいまのところありません

DMデザイン:浦川彰太さん
 

2025-02-20

第9回更新のおしらせ / 市村柚芽エッセイ『RUN』

 

すなば書房さんにて連載中のエッセイ、第9回が公開されました。
次回で10回目か…。早いなあ。
よかったらのぞいてみてください🦡

市村柚芽エッセイ「RUN」第9回目:☆(クリック)
すなば書房さん:https://sunababooks.stores.jp/

2025-02-18

バランス

 
(2025-2-7)
 
(2025-2-11)

(2025-2-12)

(2025-2-16)

花を気がすむまで描けたら、水辺の絵を描くようにした。ら、精神のバランスがいい。
水辺とは言っても、わたしが水辺だと思っているだけの、変な絵ですね。
これを描くときは何も見ないで描けるから、制限も焦りもなくて気が楽だ。
没入すると危険な気がして、もっと描きたいけどしばし水辺はさよなら。また花に戻った。

2025-02-18

らくがき漫画集⑤

 
 




漫画描きまくってたらちょっとうまくなった気がします。
あとは最近悪夢が随分減ってうれしい。
元気な音楽をいっぱい聴いてるからかな。

2025-02-15

ぼんやりの日はぼんやりしていた方がいい

 


 
花を買いに行ってくたびれて何もできなかった晩、さすがに何かしなければと思って間接照明で花を照らして描いた、見やすいので形は簡単にとれ、すぐ鉛筆のターンが終わる。
明日には花の形が変わってしまうかもしれないからと急いで色を塗りだした。疲れてて、早く終わらせたくて、最初から濃い色で、その色とかけ離れたようなぼんやりした頭で筆を動かした。驚くくらいうまくういかない。なぜ?そこでようやく花のことなんも見ず描いていたことに気づく。破って捨てた。やり直し!

2025-02-15

冬散歩



 




(2025-2-15)

久しぶりに日があるうちに外を歩いた。友だちと。何枚か写真も撮ったり
人が人に直接してあげられることってなんなんだろうね。ずっと分からなかったのですが、分からない、分からないと言っていられるほど夢うつつな悩みでもないので、最近は実践をしてみている。嘆きたくて喚いているわけではないタイプの問題。
 
まずは自分をどうにかすること。
それはできないことをがんばってできるようにするって意味ではなくて、むしろできないことをできるようにならないままでいてみること。どうにかしないこと。図々しくなること。
あきらめること。信用しないこと。信頼したいと思い続けること。待たずに待てるようになること。約束しないこと。兎にも角にも、我に返らないこと。..これは最近のテーマでもある。
(↑「我に返らない」は、生き物の生死が関わる問題は適応できません)

羅列すると漠然として、とんちんかんな提案。
でもいずれは繋がるんではないかと結構本気で思ってる。
 
そうそうあとは、祈りはそれとは別の場所でなされるもの。
そしてそれを忘れない、ということも付け加えるべきか。
 
  •  
画像5枚目は「驢馬 とオレンジ」のブラックチーズケーキ。
いつもチャイしか頼んだことがなかったけれど美味しかったなぁ。
あまり甘くなく、やさしい感じ。ブラックペッパー効いてた。大好き!

忘れ去られた洋服を救助して着てみたら、色褪せたASKAのロングコートみたいで嬉しかった。ASKAのライブ、4月に行ける。ハハハ!そのときまで元気で生き延びますよ。

2025-02-13

第8回更新のおしらせ / 市村柚芽エッセイ『RUN』

 
 
すなば書房さんにて連載中のエッセイ、第8回が公開されました。
1週間経つの早いな...

今回は「社会との調和」と「あきらめること」についてを、描き続けている花の絵に絡めつつ考えたことを書いています🏂
興味ありましたら、ぜひぜひ。


すなば書房さんでは現在「安西水丸の仕事<日本の文学>」という特集ページが開設されています。安西さんの表紙は魅力的で欲しくなります。見るだけでも楽しい。こちらもぜひぜひ!

市村柚芽エッセイ「RUN」第8回目:☆(クリック)
すなば書房さん:https://sunababooks.stores.jp/

2025-02-08

人間の狂気


朝からすごく調子がよくて張り切っていたら卵を落として割ったり、お皿によそったミネストローネに塩気を足そうと塩を振ったら「ザーーーー」と出て塩味のミネストローネになったり。それでもなんとか絶望に取り込まれずふんばってすごした今日でした。  
 
また花を買いに花屋に行った。描くための花。
自分の意志の頼りなさに、もうすこし親切になろうと思った。
わたしの事情はどうでもいい(…よくはない)、いや、一旦どうでもよくて、わたしは、とりあえず今は、描いた方がいいんだと思う。最近、よく思う。 突っ走るわけではない。ただ、とにかくもっと、継続して描く必要があるのではないかと、特に花は。
 
切り花を、生きていると思って、対話していると思って、ひたすらに描いていたけれど、それはほんとうに、ほんとうに身勝手な人間の思い込みでしかなくて、わかっていたつもりだったけれど、少し、怯んだ。切り花に対して芽生えてきた愛しさ。乾涸びた花を、ごめんと言いながら捨てる。それは許されたいから、でしかない。こういう虚しさはなんて形容したらいいんだろう。わからない。
だから、というわけでもないのかもしれない、しかし?、描きたい、言葉を探すよりも、描きたい。
描くというのは強制的に観るということで、観るというのは一方的な介入だと思ってる。頼りない自分には強制の力が必要、だから描きたい。
だからそれに従って。 とりあえずしばらくは我に返っちゃだめなのだ。

すくすくと育ちつづける多肉植物への愛情は芽生えない。怖いくらい。でも安心する。その図太さに。だから、ありがとうとは思ってる。

2025-02-08

らくがき漫画集④

 




四コマ漫画に慣れてきて、ちょっと上手になった気がします。

2025-02-07

小さく、棘





散って、花びらの、眩しい、赤。
散ったあとのチューリップも葉はピンピンとしていて、とても捨てられないな。
小瓶にうつしたばらは葉が茂ってきた。これから、どうなるのだろう。

少し前、仲良くしてくれているお花屋さんに、「開かなかった蕾はどうしたら開くんでしょううか?」と質問したら、「それはもう、開かないんじゃないかな。土から出た以上、もう、人間でいう、頭がない…みたいな感じだから」と言われて、わたしは、ハッ、としてしまった。
 
花って何?
生きるって何?
どこから死んだことになる?

 
ここ数日は花を描く手を止めて、水辺の絵を描いていました。
久々に嘘っぱちの雲を描いていて、花を描いてるときと時間の流れがとても違うことに気づいた。

2025-02-06

第7回更新のおしらせ / 市村柚芽エッセイ『RUN』

 

すなば書房さんにて連載中のエッセイ、第7回が公開されました。
やさしさのこと 承認のこと..
よかったらのぞいてみてくださいね🦊

市村柚芽エッセイ「RUN」第7回目:☆(クリック)
すなば書房さん:https://sunababooks.stores.jp/

2025-02-01

ラブストーリー

3年前に描いた、変なラブストーリー(漫画)を思い出しました。
ここに貼っておきます。
 

 


2025-02-01

花の絵

 (2025-1-28)
 
(2025-1-30)

ここ数日はすごい速度で絵ができた。
チューリップの茎の角度は朝起きたら変わっているから、焦りがあったかも。
今の曲線が一番綺麗なんじゃないかと思って急いでしまう、が、描きおわったときの姿のほうが描き甲斐がある(気がする)というか、残しておきたい形(に思える)というか、つまり、良かったりして、自分っていつも生き急いでるようだ。
それから、描くために花を買うっていう一連の行為が「普通」になってきていて、それはとても「異常」だ、って我に返った。危なかった。
何回も忘れて何回も思い出すために描いてるかもしれない。
 
焦り、あんまり、いらないんじゃないかなと思う。
しばらく描くのを辞めてみる。

2025-02-01

らくがき漫画集③

まだまだ増え続けている、らくがき漫画を載せます。
(2025-1-1~2-1) 

 



 ▲「伝えたいことは なんにも伝えられない 編」
 
『冷静になるな』という漫画をsnsにUPしたら、全く知らない人から『我に返るスキマを埋めろ』という歌を教えてもらいました。(気づいたらそのメッセージは消えていました)それがえらい良い曲で、今でも時々聴きます。 まさに!という歌です。
 

2025-02-01

らくがき漫画集②

いつ描いたか忘れましたが、載せそびれていたものたちです。
もう載せてたらすみません。
 





内容がしょうもなすぎて大声で言えませんが…
らくがき漫画、好きなんです。
描きながら笑うくらい。幸せなヤツだ…