こころをあらう

 


 
猫が11階の家から落っこちそうになっているのに気付き、とにかく捕まえようと身を乗り出して猫に手を伸ばす…という夢をみて(ふだんは高いところが怖い自分も、猫が落ちるかも!ともなれば全然怖くなかったのだった) めっちゃびっくりしながら起きたその一分後に、ずん!という地震が起こってまためっちゃびっくりした(震度4)
 
ようやっと製本作業が終わったので、祭壇をきれいにし、お花を買ったり、肉と野菜を買いに出た。ささやかなお祝いで、今日はポテトグラタンを作るのです。
外、日曜日は人が多く、太陽もまぶしく、くらっとする。
早々に帰宅し、きれいにした祭壇の前で、ひさしぶりにお骨の前で手と手をあわせてみた。それで、心の中にいる猫を撫でた。
そうだそうだ、彼女はずっと安全な場所にいてくれるのだったと思い出す。
穏やかになる。
すこしだけさみしい。
(これは無限に湧いてくるただの欲である)←心の声
 
昼は調子にのってじゃが芋をたくさん食べてしまった。
そのために血糖値が爆上がったのか、夕方、眠気に耐えきれず寝てしまった。
そのときに見た夢の幸福なこと、家族の夢だった。いろいろな別れの、あとと前の私たちが混在していまの家に団らんしていた。 
こんな夢ばかりだったら良いのにと切実に思う。 
こんなかんじだったのでその他の仕事は全然捗らず…夜にやろう。

たくさん製本作業をしたけれど、これは何ができたのだろう。
本らしき紙の束。本というより、図録と呼んでくれたらしっくりくるが、本になってしまったとも思う。 文学として消費してくれたら、それもうれしいのかもしれない。
 

▲製本のためにつかったテープのり(替と本体)と100均のホチキス。
今回はこれだけつかった。気軽に作るつもりではじめた今回の本(的なもの)。
重い、とても、重い。