いろいろあって、今日は税務署を自転車ではしごして開業届を提出してきた。
開業日は遡ってもよいとのことで、猫が亡くなった日にさせてもらった。
これで、例えば私がなにかで捕まったときには、無職じゃなく表示されるってことなんだろうか。
違う?
今年帳簿などまったくつけていなかったので(来年からはちゃんと勉強して、できるだけちゃんとやらないといけない、ということがよーやっとわかった)、年末にむけ、1年間の領収書やらお金の動きやらを整理している。
シミュレーションしてみると、白じゃなくて青にするだけでこんだけおさめる税金が少なくなるんだというのが分かる。じゃあ青をがんばって勉強したほうがぜったい良い!とか、この経費は消耗品費ね、これは絶対交際費ね!とか、いつもはだいぶぼんやりしてるのにこれをやってると気付くとはっきり人間になっていて、それはけっこう怖い。怖いと思えるだけ良いのかもしれない。これはゲームだと思わんと、これを現実ってことにすると、すごい怖い人になってしまう気がする。
今のところきれいさっぱりにできたという錯覚があるから、そんなに苦じゃないのが救い。
それにしても、数字を眺めるとそのときの気分がよみがえってくる。匂いのようにつられる。ああこれは、猫亡くなってからはじめて描けた花のレシートだなとか、この絵の具はこんな気分で買ったんだったなとか、きづいたら耽ってしまって作業がゆっくりになる。
いや、今年は、ほんとうに腕を、ビュンビュンふりまわした。
ダブルラリアット…
を力任せにした末の、この後処理がけっこう大変で(ぜんぜん楽な方なんだろうけど)来年ダブルラリアるときにちょっと躊躇してしまいそう。
簡単にやつあたりしてしまいたくなる、小学校くらいからこういうこと教えてくれたら良いんけどなとか。絵の描き方なんかよりよほど知りたい、このぜんぜんわからんこっちの世界のこと、扉もしくは扉の前まででも良いから…!