2020-08-22

窓から見える街の景色

 

久しぶりに町に出てかき氷を食べた。自宅から一駅しか離れていないけど、遠くに来た感じがして楽しかった。夏の影はほんと美しい。どこ見てもドキとする。あと花が美しくて感動する。蝶になったら花とキスして食事できるのか。それは、いいな

最近は誘っていただいた企画展の為蝉の声聴きながら絵描いてます。やはり 両手で抱えられる位の大きさの絵を描くのが一番実感があって楽しい。 最近分かったのは、自分は物凄く冷めやすい事。のめり込むと時間を忘れて描けるが、描かない時間が出来るほど描きたくなくなっている。次の絵を描きたくなっている。極端に言うと三日で描き終わる意識を持って描かないと中々完成しない。今は雨の町を描いているが、はじめは青く光った街だったのに、気づけば漆黒と夕暮れ色した屋根が続いていた。商店街だけが青くバスを境にして住宅街や道路は赤い状況。完成にはほど遠い。絵を眺めていると私はバスに乗って景色を眺めている気になった。一駅進む度に窓の景色がガラと替わる。街の色が変わったり雨が降りだしたり人で賑わい始めたり光が射し込んだりする。飽きる事がなかった。描かんと、と思って現実に戻ってきた時、未完成であるこの絵がアンバランスながらもとても美しい物に見えた。



▲素敵な靴を買いました