作った料理は出来立ての熱々で食卓に出したいし、冷めていくと悲しくなるが、お弁当箱に詰める場合は、食べるころに冷めているとうれしい。作り置きではない残り物を翌日に持ち越して食べるのはあまりいい気分にならないのに、お弁当に入っていればむしろ新鮮に美味しい。のが、不思議。
出汁巻き卵を卵ひとつで一切れ分の形に形成して焼けるようになった。テフロンが剥がれてぼろぼろになったフライパンでも、なんとかひとつにまとめることができるようになってきた。それは気合いや根性めいているが、場数なような気がする。希望だ。
からだをゆるめる。できれば心と頭もゆるめたい。 力みと力みの狭間には小さなスキマがある、そこから出てくるため息をキャッチして絵にしてみようと思った。
