去年の今ごろに「絵・日々・言葉・生活」という本を作った。
最近の日常は「生活(お掃除、ごはん、絵、税金、懺悔、不安、暇、排泄)」。
絵は「生活」の一部である。もしかしたら「暇」とか「排泄」とか「懺悔」?と同一かもしれないが、とにかくそれは「生活」に属している。
これは重要な分類だ。
絵を「生活」でなくて「絵」としてやろうと思うと、動けなくなる。意志は、石のように、どんと居座る。動いてやらんと言う。全体の生活が崩れていく。すぐにわたしは泥になる。
さっき掃除機をかけながら、(描かなきゃ)と焦っていたとき、なにも描けない気がした。そりゃそう。きのう目の上に蕁麻疹が出た。普段はこれを薬でおさえてもらっている。ちょうど薬が切れた時間だった。これが痒くなくて、腫れなくて、おさえる必要のない症状だったら。絵はそんなようなもの。
↑ 写真二枚目。自家製クリームチーズを最後に贅沢につかったときの。チーズとお砂糖と卵を混ぜ、パンの上にのせて焼くだけ。うるうるするほどおいしかった。
↓最近の掃除のときのバック・ミュージック!