2024-05-01

人生の暇

 
 

最近はなぜかとてつもなく暇で(こんなことを言えるのはすごいと思う)アニメ「シュガシュガルーン」を見たり、ブックオフに原作の漫画を探しに出向いたりしている。(なんとなく見てみたらすっかりハマり、よく涙目になる)あとは小説を書いてみたり、買ってしまった本を読むためにノートを作って勉強してみたり、お香を楽しんだり。今日はなぜか人の漫画の本を作っている(今も横でプリンターががんばってくれています)。選択肢に<絵を描く>を抜きにするとなにをやっていいかわからなくなって、挙動不審な毎日になっている気がする。
今日は本当は自宅で藍染めをやってみたかったのだった。めちゃくちゃ雨で、調べてみると雨の日に藍染めは「あきらめたほうがよい」とのことだったので、諦めた。暇なのは多分いいことなんだと思う。明日も多分暇なので、今日が雨でもそんなに落ち込まなかったから。
久々に少し読めた本には、「とにかく忘却はいいもの」とあった。多分それに感化されて、やらなきゃいけないことも普通にすっかり忘れている。だから今、やることがゼロなような気がしている。これを書きながら思い出したけれど、そういえば今月、展示がある。このブログでもその告知をしといた方がいいかもしれない。見事に忘れていた。後でやります。なにもかもが終わらない予感がして心配しすぎて、一ヶ月以上前にすべての準備を終えていたために、最近はもうその次の展示(四ヶ月半後)の心配をしていた。ある意味すごい余裕である。焦燥感と不安はどうしても拭えないが多分大丈夫なんだろう。あとは口座残高のことを忘れたらわたしは無敵だと思う。
今作っている本は暇だからという理由だけで製作しているわけではないけれど、なんかすごくよかった。この漫画の作者が自分だとしたら踏みとどまっていたかもしれないことに、気付かずがつがつ歩けてしまう。少し危ない。これは編集ではない、これはコラボだ、と頭に言い聞かせている。わたしは編集なんてできない。
しかし、少しでも暇があるとなるべく有意義に活用したいと思う自分(人間全般そうなんでしょうか?)はなんなのだろう?切羽詰まって焦ってるときの方が無意義に暮らしているような気がしてきた。