また日が昇るのを信じて待つ

 

いっこしかりんごを買わなければ、りんごはどこまでもりんごでしかないような
…というか、りんごであるように描かれたであろうのに
いくつものりんごを描こうとすると、境界線がよくわからなくなって
曖昧になって ただ甘いにおいのする もの でしかなくなる

日が暮れて、電気をつけると、描けなくなる 形がわからなくなる
錯覚や感性にばかり頼って(依存して)ものを見ている のを 分かる
ぜんぜんしゃべれなくなったり 饒舌になったりするのと
似ているなと思った

ホックニー展を見てむかついた
むかつけたのは とっても広かったから?
 
安心ばかりがそこにあったよ
 
そっか絵って静物なのか
ぜったい生きてないのか
忘れてた
って思い出した