展覧会は非日常です。
絵ばかりが並んだ空間は異常だと思う。
在廊していると毎日ものすごい量の光を浴びる感じがする。
溢れ出るから、くたびれてしまうのかもしれない。
休みになったら、1日ぐうたらしてしまう。
今まであんなに身近にあった絵が、額に入ると途端に「完成」されたものになって、私もどうでもよくなる。責任感はどこに飛んでったのか。本当は額なんかいれず、暮らしの延長みたいにしてできたら良いのに。内から外に出すとき、私はなぜいつも神経質になってしまうのか。
今年、展覧会が3度目。(小さなものも合わせれば4度目) ちょっとやりすぎかもしれません。「展覧会ってお葬式っぽいな」っていう感覚は、今の所やればやるほどしっくり来ている。
絵も言葉も本も私ではないのだから、多分死んだら本当に、終わる。
それが怖くて、こうしてなんにもならない文章を綴ってしまうのかも。
反射的に。病気が怖くて症状を検索しまくるみたいに。