「花」
会期:2023年8月10日(木) - 9月11日(月)
※火・水休み
時間:14 - 20時
(DMデザイン:浦川彰太)
またまた、展覧会のおしらせです。
今年に入って3度目の個展です。
東京・高円寺にありますえほんやさん・えほんやるすばんばんするかいしゃ さんにて、花の絵の展覧会をさせていただくこととなりました。
これを書いている今、まだ完成していませんが、花の本の発表もできそうです。
毎日暑いですが、興味のある方、ぜひお越しください。
はじめに花の絵の展示をしたのは、2021年8月5日 - 8月11日・高円寺のpockeさんというギャラリーでのこと。pockeさんはるすばんさんの真横にありました。
あれからほとんどきっかり2年後、住所的にはほとんど同じ場所での展示。
妙なご縁を感じます。
約3年前にはじめて花の絵を描いてから、一時的に離れることもありましたが、花は繰り返し描き続けています。
私の描く花は野草ではなく、花屋で買った切り花です。
花瓶に生けないと、枯れてしまいます。
土のにおいがしません。けれども生きている植物です。
偽物ではありません。咲いては枯れ、腐ります。
何回花を買い、枯らし、ゴミ箱に捨てたのか、もう忘れてしまいました。
花に対する私の感情はゆらめき続けています。
花瓶に生けた花を描くときだけは、暮らしの一環のように描けません。なぜなのでしょうか。
展示するのは、ほとんどが今年になってから描いた花の絵となる予定です。
昔に描いた花の絵はもう手元にないので展示はできませんが、本には収録されています。見比べると変化が感じられ、絵はおもしろいなと思いました。
今回は展示する主要となる絵の額縁を、古道具屋・背骨さんに作っていただきました。
自分が見るのも、皆さんに見ていただくのも楽しみです。
本については、また今度改めておしらせできたらと思います。
今回の展覧会のDMはpockeさんでの展示のときと同じく、浦川さんにデザインしていただいております。すごくかっこいいので、どこかで見かけたらぜひ、お持ち帰りください。
市村柚芽