祭壇には一応猫の骨を祀っているが、ここで眠っているんだという気配は全くない。縁もないしこの家には幽霊としてでもあらわれないと思う。じゃあこの祭壇は何?
猫は、こんなところじゃなくて、もっとあたたかくて安心する場所で、つやつやした毛並みで、眠っているのだろう。想えば、あたたかくなる。
想像を巡らしても不在は不在で、心には大きな穴があいている。穴をさけるようにして、いろんな場所にいろんな形で、同時に居るように思う。現実での不在とは、いまだに全貌が見えないほど大きく、さびしい。焦らないことにした。自分のリズムで歩く。
2026年1月15日、の翌日