水の部屋

 

 
きのう、去年12月に描いた黄色いばらの花がはらはら散った。雫型の花びらが台所で舞った。それでも葉っぱと茎はつやつやで、茎と茎のあいだから芽吹いていたので、いくつかにわけて小さい花瓶につけてみた。いただいた大切な花瓶。
こんなに小さいのに棘まで生やして、葉っぱのかたちもぎざぎざと。かわいいなぁ。
 

 
同時期に描いた蝶のような赤い花も健在。冬は花が全然枯れなくて嬉しいよ。鮮やかさはなくなったけど今日もかっこよくいてくれてる。カーネーションはもうずいぶん枯れてしまったけど、まだ生きてる部分があって、全部は捨てれないでいる。ひらかなかった蕾がいくつもいくつも、ミイラみたいになって蕾のまま時が止まってる。わたしのせいだ。