ブラックホール


▲没になった絵の一部

夜更けに何かの声で急に目が醒めた。
「もうすぐ死ぬぞ お前は不治の病を患っているぞ 」
ブラックホールのように強い重力を持った何かが語りかけ迫って来たので恐ろしくて過呼吸になった。恐怖心は過呼吸が収まって、散歩したり話したりして外が明るくなってからやっと鎮まった。
暫くは誰かからのお告げ、呪い、運命なのかもと思い込んでいたが特に何も起きてないので大丈夫らしい。本当にただのパニック発作だった。