2026CALENDAR

 

打たれ弱くしょっちゅう寝込む「ダイヤの兄弟」というキャラクターの12コマ漫画をもとにして(もう1月も終わりかけですが)2026年のミニミニカレンダーを作りました。
遊ぶように作れて、楽しかったです。
よかったらのぞいてみてください📅

お店はこちら→ ✩  





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ネットショップでは、すなば書房さんの『砂粒集』も入荷しています。ぜひぜひ。 

大縄跳び

 

ルーティンが途切れることへの恐怖。
真っ白な部屋へ憧れ、一瞬で矛盾を発見。 
進まない絵・満開の花。
初期設定の不備にも気づいてる。
愚かな私の日常は、大縄跳びのようだ。

今日はお弁当を作れなかった。けど、パン屋さんのパンが美味しかったし、新発売のグミも買えたし、いいのだ。三ヶ月分の漢方は紙袋にギチギチで、ハコのようになっている。数値化するとやはりタンパク質が足りなく、ついにプロテインに着手!ハコのような漢方や幅のあるプロテインをどこに収納するかを考えなければいけないが、崩壊した優先順位はもう意味が消え、絵が完成しないと立て直すのもムリそうで、でも今描き始めてもうたた寝てしまいそうだし、収納する余白なんかないわけだし、全部ほっぽりなげてカブのポタージュと鶏団子を仕込むことにする。
解散!

心を祀る

 

きのう1月15日は荒れた祭壇の片付けで終わってしまった。
祭壇には一応猫の骨を祀っているが、ここで眠っているんだという気配は全くない。縁もないしこの家には幽霊としてでもあらわれないと思う。じゃあこの祭壇は何?
猫は、こんなところじゃなくて、もっとあたたかくて安心する場所で、つやつやした毛並みで、眠っているのだろう。想えば、あたたかくなる。
想像を巡らしても不在は不在で、心には大きな穴があいている。穴をさけるようにして、いろんな場所にいろんな形で、同時に居るように思う。現実での不在とは、いまだに全貌が見えないほど大きく、さびしい。焦らないことにした。自分のリズムで歩く。
 
2026年1月15日、の翌日

たのしいおしらせ / upendo 1月号

 
 
長崎は大村にあります「upendo」というお店に、花の絵を1枚かざっていただいています。
前回から2ヶ月だったので、あたらしい絵をお送りしました。
今年1枚目は、蝶のようなくらげのような花です🪼
upendoさんにお越しの際は、ゆったりしつつふと見ていただけたら嬉しいです。

ちなみに絵は通販も可能です。
upendoさんにご連絡ください。

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upendo
長崎県大村市田下町406
*営業日・営業時間はSNSをチェックしてください

企画:熊谷麻那さん

まぼろしの解体



数日の時差で、ようやくわたしも(精神的に)年を越せ、正月休みまで終えたようなのだが、頭も体もはたらかない。そろそろ描き始めたいところだが、花を買いに出る勇気がない。ここ数日は壊れたパソコンみたいな動きをしている。昨日は中くらいの西瓜半玉を一人で食べ切った。 
 
今日もぼんやりのなか、ほしいものについて考えていたらなんにも出てこなく、ある日急に異常な物欲がわくことはよくあるのになんでだろうと考えていて、それは多分、ほしいものがほしいというわけでなく、足りない気がしてほしくてたまらなくなっているだけの、ある種のまぼろしなんだろうなと思った、ところで、年末にこっそり注文していた料理のレシピ本が届く。一ページごとに大事にめくってみたら、久しぶりに文字が読めた。食べるように読めるのは料理家の言葉だからか。
 
去年の暮れに、何度も本屋の料理本コーナーに立っては絶望して何も買えず帰っていた時があった。ぺらっと開いたページに載っていたレシピは、丁寧さもラフさも、その人の日常そのものに見えた。いつでも脱したい自分の生活を思い出すと、誰かの生活は眩しく、自分の生活が心底嫌になる。気持はちゃんとホンモノだが、この眩しさについては、同じ種類のまぼろしである、と思う。レシピ本をみるたび消耗していたのは、ひとつひとつのレシピを、矯正的に捉えていたからだ。これを作りたいなと思ったら作ったらいいだけなのに、自分はそれを作れるような心持ちの人間ではないというところに着地していた。そこで、足りないという気持ちを心に足して、眩しいまぼろしを見る。実際に足りないのはレシピに載っている材料や道具だけで、心持ちとか土壌とかはあまり重要でなくて、多分もうすこし、軽率でいい。ということ。
 
本の中の一ページで、しばらく分のまぼろしを解体できた。よかった。
 
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料理って、そういうものだと思います。
床に新聞紙をしいて絹さやの筋を取っていたり、カレーを作ろうと大量の玉ねぎの皮をむいていたり、にんじんの皮を、できるだけ薄くむこうとしていたり。明日のために豆を水に浸けていたり、だめになる前に、 きゅうりを漬物にしようとしていたり。
それをしている自分のことを想像してみて、もしも嫌いだなと思ったら、そういう時はべつに料理なんかすることはありません。 
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(『新装 高山なおみの料理』引用 )