晴れますように

 
(2025-5-17) 

(2025-05-27) 

(2025-05-31) 

5月に描いた花は 桃色 桃色 赤 
黒い絵の具を使う頻度が最近少し減ってきた
赤い花を選んだ日は夏のように暑かったけど
今日は寒くて毛布にくるまった 
暗い部屋は悲しくなる
あしたは晴れたらいいなあ

小指のささくれ

 


絵がうまくいかないこと、よりも、大問題なこと

夜ごはんの献立を決めかねていること
白い紙と、えんぴつと、えんぴつ削りと、けしごむが見当たらないこと
見た夢を思い出せないこと
窓の外をぼおっと眺めていないこと
冷蔵庫に野菜とくだものが入っていないこと
丸くてつめたい石をにぎらないこと
散歩に出掛けないこと
友だちがいることを忘れること
思い出を思い出さないこと
部屋が暗いこと
おやつをたべてないこと
小指のささくれ
心のささくれ
あしたの天気に無頓着なこと

 
 
カステラの切れ端とヨーグルトがあったからパフェをしたくて、なにかしらのくだものを買いに家を出た。
道中お花屋さんがあったので、今描いてるのがおわったら描きたい花を買った。なんでか、名前もしらない赤い花を選んだ。
八百屋さんではいちごがとても安くて、りんごがとてもきれいで、選びきれなくて両方かごに入れてしまった。
歩いていたら日が差してきて、雨と、夏のにおいがして、蝶が横切った。
暑いのいやだなと思った。
それにしてもなんで赤なんて暑苦しい色のお花選んだんかなあと考えていて、足元見たら赤い裾。そういえば今日、なんにも考えずに選んで着たずぼんが赤だった。
いちごもりんごもみんな赤。
今描いている花もそういえば茎が赤い。
赤ばっかり、なんで赤?
 

いちごヨーグルトパフェおいしかっっった

雨雲 / 正常な狂気



 
ばらは、あっというまに枯れてしまいました。
そのせいなのか、外でばらを見かけると「あ、ばらだ」って 思ってみてしまいます
最近は、やるきもないし、筆も重いし、毎日10時間寝ててもずっと眠いです
自分の頭の上だけに、雨雲が浮いてるような心地です
 
.
 
先日、いちごかじりながら向かった展覧会のこと
めっちゃ怖い階段のぼった先にある会場は異様で、入ってすぐ、出たくなった。
壁一面に木炭の森、の上に急に貼られたラブリーな小さい植物の絵、
そして大量のオブジェ
「こわっ」「気持ち悪っ」「なぜ…?」
この三つの感情だけが頭の中でうずまいた後、だんだん、笑えてきた。
それで、帰り道、「さ、最高だ!」と振り返った。 
作品たちは人間のことなど、全然歓迎していないように感じられた(作者の気持ちはわからないけど)。それが、妙にうれしい。
どういう体勢で鑑賞したらよいかもわからない、絵に気をとられていると階段から落ちそうだし。気が気じゃなかった。

そこは張り詰めていた。
生きた巨大な生物の中に入って、脈打つ臓器を観察させてもらってるような、緊張感があった。
早くでないと、食べられちゃうよ!って感じの。
お金払えば買える作品があるのも動揺しました、
お金払えば手に入るってどういうことなんだっけ。
意味わかんなくなってきます。
一緒に行った友だちは、ぱっと見るとかわいくてよく見るとめちゃくちゃに、めちゃくちゃに怖い、小さなオブジェを買っていた。
おっかなくて笑った。
 
森、的なものを描き続けられているけれど、多分、森より、怖かった、怖かった。
わたしも怖くなろー、と思いました。
生きた巨大な生物って、他でもない、人間のことかもしれない、後から気づいた。
 

大きな風景

 
 
何度も描いたはずなのに全然描き慣れてなく 時間がかかった花
時間がかかるのはくるしいが
時間がかかることはいいことな気がするし、安心もする。
 
大きな風景をかけたらいいのに と、思う日がある。
たしか昔はもっとそうだった。
自分の記憶はもろく すぐに消えかかるので
不安で描き留めた。 
けれど足りなかった。

それはおそらく 無い物ねだりで
目がわるくて 遠くはよく見えないし
どんどん忘れて 忘れたことはちゃんと忘れてるし
嘆きたくなる。
 
しかしわたしの地味で小さな確認作業だって
拡大してみれば 大きな風景で
しらないあいだに記憶も不安も掬われていて
多分、だから平然と生きていられていて
とにかく大丈夫なのだと
しっかりせねばと言い聞かせる。

遠くの家


青梅街道沿いを自転車で ずっとまっすぐ進んでいくと
木々がわさわさ揺れている
立ち止まって写真でも撮ればよかった あの緑
空は白 ところどころ灰色
ついさっきはたいた煤埃のような雲
オシロイバナの匂いがする小学校の横を
通り過ぎて家に帰った

断片 (2025-5-12)

 






 


(2025-5-12)
大切な場所

青くて 静かな

 
(2025-4-14)

(2025-4-21)

(2025-4-28)


 (2025-5-9)
 
(2025-5-9)
 
街はGWでした。
わたしは仕事も休みも関係ないみたいな暮らしをしていますが、世間にあやかってわたしもGWということで、いつもの花の絵をおやすみして、窓辺の絵とか描いてました。
初夏には 窓辺の絵を描きたくなります。
漫画描いたりもしました。
ほどよい息抜き になったような気がします。
 
今日久々に花買いに行ったら母の日のためのカーネーションばっかりで 
ついつい買ってしまった。次の絵はカーネーションになるかな。
母には麦茶とチャイとクッキーを贈りました。
 
それはそうと、今年の五月は涼しいですね。

つぼみの中にスターマン✩

 


ひとつ咲いて いちにち経ったらもうひとつ
咲いたら星だった!
思わず激写

 
パァー!!

バキバキ鉛筆

 



昨日は強風と雨の中ゴミを捌いて、帰ってからカレーを作りました。
今日は晴れ、葉っぱがそよいでる。
嬉しい、お散歩。見上げたら蝶が横切った。
花屋さんではおまけで赤いガーベラくれた。
 
栄養がつまったおいしいごはんを作って食べ、日中は太陽の光を浴びる。
多分これだけで、心の平穏はだいたい保たれる。
この単純な突破口を忘れんようにしたい。
ベランダで育て(放置 )ている多肉植物がまたひとつ花を咲かせた。
自分の身体もたぶんそんな感じなんでないかと思う。
 
今日はこれから、鉛筆をバキバキに折りつつ描いている漫画の続きをします。
みなさま、楽しいGWを。

白い花

 
 
渡しそびれた絵